スカイプ導入事例 株式会社ユビテック
株式会社ユビテックのスカイプ導入事例
「いつでも・どこでも・誰とでも」ユビキタス社会の実現構築を目指すユビテック。東京本社と文京区春日の移動機評価センターの全社・全部門で働くスタッフの総勢230名以上が使う大規模なシステムに「Officede for Skype」を導入した。
株式会社ユビテック様(以下、ユビテック)は、2004年9月の東京・新宿への本社移転を契機に全社的にシステムの見直しを行った。
システム全般を見直す中で、無駄を徹底的に省いた戦略的なシステム構築が推進された。
旧来の固定電話と電話交換機(PBX)、新宿本社と国内拠点を結ぶ専用線網もコストが割高という理由からVoIP システムへと切り替えられた。
「ただ、IP電話に切り替えても、それはアナログ回線がEthernet回線に置き換わったという程度の変化でしかありませんでした。電話としての使い方は、基本的に固定電話と同じです。つまり、コスト面で多少、安くなるということ以外に、IP電話で会社が、オフィスが変わったとはならなかったのです」(社長室・情報システム課・主幹 木村保博氏)。
「ユビキタス社会の縮小版を社内に出現させたかったのです」(木村氏)。
ノートパソコン、無線LAN、ヘッドセット、そしてスカイプ。これらが揃えば、電子メールもテキストチャットも電話も、オフィスの中でなら自分のデスクに座っていなくたって「いつでもどこでも」利用できる。そんなオフィス環境の実現が大きな狙いだった。
IP電話ではオフィス環境は変わらない。VoIPシステムやソフトフォンは使いやすさが命
約2年間、VoIP システムを使い続けていた。ソフトフォンも利用していたが、使い勝手がよくなかったため、社員の利用率が上がらなかったという。ソフトフォンは社内で使う内線電話のような使い方を前提として導入されたが営業職の人は、ほとんど社外の取引先に電話するために使わない。内線電話のように使う際にも、社員が在席しているか席を外しているかのプレゼンスの確認、複数人でのチャットなどソフトフォンならではの機能が使いにくかった。
「これではIP電話とソフトフォンを導入した効果を期待できないと感じていました」(木村氏)。
2006年に入って、このままソフトフォンを使い続けるのか、それともスカイプを導入すべきか真剣に悩みだしたという。
「個人的にスカイプの使いやすさは知っていましたし、社内のITエンジニアからも『スカイプ のほうがずっと使いやすいよ』なんて言われたりもしていたのです(笑)。ただし、P2Pソフトとしての利便性は確かに認めていましたが、その利用について管理したり制御したりできるのかどうかが不安だったのです」(木村氏)。
社内の情報システムを管理する立場として、「きちんと管理できて」、しかも「安全で利便性の高いシステム」を探し求めていたのだ。
探し求めたのは使い方を管理できて利便性の高いP2Pソフト
そんな木村氏に朗報が訪れたのが、2006年の5月。
ゼッタテクノロジーの「Officede for Skype」の紹介記事が偶然に目にとまり、その存在を知ったのだった。「Officede for Skype」は、スカイプをビジネスで安心して使えるようにする「管理ツール」である。
専用のWebブラウザ画面から社員全員のプレゼンスを確認できるといった利便性の高い機能に加え、ファイル共有の禁止、利用ログの一括管理、誰と誰がいつ通話やチャットしたのかを管理者側で把握・監視できるといった機能も備わっている。
まさに「きちんと管理できて、安全で利便性の高いツール」と感じた木村氏は「Officede for Skype」の導入を「即決」した。
「ゼッタテクノロジーのセールスエンジニアの人に数回お会いしてすぐに導入を決断しました。その後、猛ピッチでシステムを構築してもらい、6月下旬に初回導入、その後に稼働試験、そして8月からは本格稼働を開始しています」(木村氏)。
スカイプとノートパソコンでユビキタス・オフィスを体感
「スカイプのようなツールは、全員が使わないとその機能の良さが発揮できないのです。たとえば無料通話、プレゼンスの確認などもみんなが使うから効果的で便利と感じる。そのために全社・全部門・全スタッフが使えるようにする必要があったのです。もちろん使い勝手もいいので、利用率も80%程度と想像以上に高いです」(木村氏)。
現時点では、ファイル転送を禁止するなど、セキュリティには細心の注意をはらっている。
「スカイプには様々な機能がありますが、それでも『Officede for Skype』なら スカイプの機能を個別に管理者側で制御でき、安心・安全にスカイプを使えるところが大きな魅力です。プレゼンスの機能も便利で、在席を確認する手間が省けて仕事がしやすくなったという声も聞こえています。システム開発プロジェクトでは、メンバー間での課題共有や情報交換にスカイプのチャット機能を活用しているようです」(木村氏)
また、当初のスカイプ導入の狙いであった「ユビキタス社会の縮小版」、いわば「ユビキタス・オフィス」の実現も視野に捉えている。
「スカイプとノートパソコンがあれば、オフィス内のどこにいても仕事できるし、誰とでもコミュニケーションができる。そんな環境を実現したかったのです。全スタッフが使えるようにしたことでメリットを享受できる人間も多くなり、一方では改善点の指摘なども数多く寄せられるかもしれない。だからこそ、より洗練されたユビキタス・オフィスの実現に、さらに一歩近づくことができるのだと思います」(木村氏)。
「スカイプを使ったテレビ会議システムで取締役会を運営したり、香港の拠点とスカイプで結んだり、あるいは海外出張の際の連絡手段としても活用できますね。使い方はますます広がっていきそうです」(木村氏)。
株式会社ユビテック
【本社】
〒163-0547 東京都新宿区西新宿一丁目26番2号新宿野村ビル47階